男性にも生じる更年期障害
更年期障害は女性に限って起こる症状だと思われていましたが、近年男性にも現れる症状であると判明されました。
突然仕事に対する意欲が無くなる、集中力が乱れる、無気力状態になるといった症状が出ます。
社会に貢献している多くの男性にとっては、このような症状が出たとしても、症状に耐え、仕事を続ける方も少なくはありません。
最近は男性の更年期障害も知られてきたので、病院へ行くケースは増えたものの、認識されていなかった頃には、自身の症状を自覚しながらも耐え、病院に行くこともできず、苦しい思いをした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
男性の更年期障害は、男性ホルモンのテストステロンが減少することで起こります。テストステロンは30歳頃から減り始めます。歳を取るごとに精巣の機能が衰弱し、40歳半ばを過ぎると症状が現れ始めるのです。40歳と60歳を比較すると、ホルモン量も25パーセント減少するとされています。
男性の更年期障害が現れる時期は、最も盛んに仕事を行える45歳〜60歳です。仕事でも重要なポストについたりと、ストレスが溜まりやすい時期と言えます。
このストレスが更年期障害を発症させる一番の原因だとされています。
また、夫婦間のすれ違いや、親離れをする子供との距離感に寂しさを感じ、孤独感を持つ方もいます。このようなストレスも悪影響を与えるされています。