高脂血症と更年期障害
更年期障害が起きると高脂血症を引き起こすことがあります。女性ホルモンの分泌が一気に減る更年期には、バランスが崩れ中性脂肪やコレステロールの値が上昇する人がいます。これらの上昇によって高脂血症になってしまう可能性があがるのです。高脂血症と更年期障害の関係は、はっきりとした結論はでていませんが、エストロゲンが多いにかかわっていることは事実のようです。
エストロゲンの急激な減少によって、LDLコレステロールが増加します。そのため、更年期障害が高脂血症の原因になるといわれているようです。閉経した人は、高脂血症の定期的な検査が必要といえるでしょう。高脂血症の予防をするためには、食生活や生活習慣の見直しをすることも非常に大切です。
更年期障害はいろいろな不快症状を起こします。頭痛や急な発汗、めまいやうつ状態、やる気が起きないなど心も体も辛い症状を伴います。更年期によって高脂血症や骨粗鬆症などの病気を引き起こすこともあります。高脂血症は血液中の脂肪分が基準値を超えてしまう状態で、動脈硬化を誘発する原因ともなるそうですので、更年期に入る前や入った後にはしっかりとした対策が必要になってきます。
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